古代エジプト時代のクレオパトラは、肌の美しさを保つために、真珠をお酢に溶かして毎日飲んでいたとか。またフランスの王妃として有名なマリーアントワネットの時代には、貴族の女性が肌を美しくするために牛乳風呂に入っていたなどと有名な逸話ですが、美しさを求める女性はいつの世にも存在します。「エステ」という言葉は、略語で本来は「エステティック」といい、「美学・審美・美意識」という意味があります。エステの語源はヨーロッパと言われています。現在エステといえば、「美」全体を指す言葉として使われています。
日本におけるエステは、明治時代に理髪店での女性の美顔術が始まりだと言われています。その後、ヨーロッパやアメリカから、新しい情報や技術が入ることにより現在のような形へ発展していきました。特に高度経済成長期を迎え、経済的にも余裕が生まれた時代が、一般にもエステが普及し始めた時期だといえます。
日本には、個人で開業するものとエステサロンといった店舗を展開するものとに分かれます。個人で行っているエステは、エステの一部分を行うところが多いようです。一般的には美容に関してトータル的なエステを行うところがエステサロンととらえられているようです。体験・お試しコースなどを気軽に受けられたり、業界全体の価格が下がったこともあり、ブライダルなどの特別な時以外でも日常的に利用されるようになりました。また男性の利用者が増加しています。